Yamashiro Art Project Vol. 14
Yamashiro Art Project Vol. 14
アルゼンチンタンゴと美食の夕べ
清川宏樹 / Hiroki Kiyokawa (Bn.)
現在大阪を拠点に活動するバンドネオン奏者。大学在籍時より、日本唯一のタンゴ演奏サークル「オルケスタ・デ・タンゴ・ワセダ」に所属し、バンドネオンの演奏活動を始める。その後「Nueva Escuela」「Cielo Adentro」「Octeto Loco Loca」などで演奏経験を積む。2013年より活動拠点を大阪に移し、「Peronolose」「KANSAI Tango Orquesta」といったタンゴバンドのほか、ジャズ、アラブ音楽とのミクスチャーバンド「JARABNGO」など多岐にわたる音楽活動を続ける。2022年には「KANSAI Tango Orquesta」を率いてSakura Tango Festivalのショー『TANGO: 帰ろう -Vuelvo a Vos-』の音楽を担当。2023年には『オルランド・トリポディへのオマージュ』公演を全国各地で主催、好評を博した。2025年からは「たぬきタンゴカルテット」メンバーとして、廣津留すみれ(Vn)とも活動を続ける。
後藤雅史 / Masashi Goto (Cb.)
15歳よりコントラバスを始める。大阪音楽大学卒業。 コントラバスを故 三宅康司氏に師事。文屋充徳氏の公開レッスンを受講。 京都国際学生音楽フェスティバル2007、2009年7月アメリカ・シンシナティ音楽院で開催された第14回世界吹奏楽大会(WASBE)等に出場。 2013〜14年に2度アルゼンチンへ渡り、タンゴベースをオラシオ・カバルコス氏、パトリシオ・コテーラ氏の両マエストロに師事。2015年にはピアソラの黄金期を支えたピアニストのパブロ・シーグレル氏によるアカデミーにてヌエボ・タンゴを学ぶ。 現在、アンサンブル「UNITET」、KANSAI Tango Club 及び KANSAI Tango Orquesta(タンゴ愛好家によるタンゴ・オルケスタ) 各主催。タンゴアンサンブル「アストロリコ」、Nuevo Tango Saxteto、Trio Peronolose、Tango Cruzado、Rocura Tanguera各メンバー。 また吹奏楽、オーケストラ、JAZZ、タンゴのサポート等の傍ら、音楽教室や吹奏楽部での指導にもあたっている。
麓朝光 / Tomomitsu Fumoto (Pf.)
タンゴピアニストとして、タンゴシンガーのKaZZma氏、バンドネオニスタのヴィッレ氏、アストロリコなどと共に活動をしている。また、宝塚歌劇団、OSK日本歌劇団など国内外のミュージカル、ディナーショー、演劇の音楽制作に関わる。また、さまざまなイベントのオーガナイザー・演出家としても活動していて、プラネタリウムショー「天の川の旋律〜Melody of the milky way〜」では斬新な演出に高い評価を得る。
外薗美穂 / Miho Hokazono (Vn.)
京都市立芸術大学音楽学部弦楽器専攻卒業。 卒業後、クラシック活動の傍らダンス音楽に大変な興味を持ち、アルゼンチンタンゴの世界に触れる。 2008年ブエノスアイレスにてバイオリニスト ミゲル・ベルテッロ氏に師事し、タンゴの薫陶を受け研鑽を重ねた。 また、2019年次世代マエストロと名高いアンドレス・リネツキ楽団来日公演にて、世界的タンゴバイオリンの名手リドルフィ・ウンベルト氏の隣でセカンドバイオリン奏者をつとめた際には、『エモーショナルなプレイで私に追い風を与えた』と、氏の厚い信頼を得た。 2022年に再び渡亜した際に世界的タンゴ楽団エル・アランケのピアニスト、アリエル・ロドリゲスとコラボレーションし、古典タンゴをピアノとバイオリンのデュオで収録した。 2023年コスキン・エンハポンのコンテストにて優勝、アルゼンチンと日本友好125周年の親善大使の意味合いも含む代表として、2024年1月アルゼンチン コスキン市で開催される南米最大のフォルクローレフェスティバルに出場し大好評を博した。 オルケスタ・アストロリコ(2006年から2015年まで所属)奈良フィルハーモニー管弦楽団、京都バッハゾリステン所属