Yamashiro Art Project Vol. 13
Yamashiro Art Project Vol. 13
Piano de España
藤本直美
藤本直美 / Naomi Fujimoto (Pf.)
京都府舞鶴市出身。武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業。在学中、学術優秀のため「福井直秋記念奨学生」としてウィーン国立音楽大学教授、故ハンス・グラーフ氏の指導を受ける。
1986年、ショパンのエチュード全曲というプログラムで開催されたソロリサイタルで高い評価を得る。1987年、第21回海上自衛隊音楽隊定期演奏会にピアノコンチェルトのソリストとして出演。その後も「新進音楽家の夕べ」、「セ・ラ・ビー」、「むさしの会」、グループ「ベゴニア」などに出演。
1996年に全日本演奏家協会オーディション、翌年には江戸川区新人演奏会オーディションに合格。以後、全日本演奏家協会主催の推薦コンサートをはじめ、江戸川演奏家協会主催の公演、サロンコンサート、ロビーコンサートなどに多数出演。2000年にはハンガリーリスト国立音楽院ピアノ主任教授のラントシュ・イシュトバン氏のマスタークラスに参加し、研鑚を積む。2003年、第3回全日本フランス音楽コンクールに入選。
2006年、東京から京都へソロリサイタルツアーを開催。2008年にグラナドスの最高傑作「ゴイエスカス」、2012年には王子ホールにて近代音楽の最高峰と称されるアルベニス「イベリア」を、いずれも一晩で全曲演奏するソロリサイタルを敢行し絶賛される。2014年には第8回横浜国際音楽コンクール 審査員奨励賞を受賞、翌年には第18回長江杯国際音楽コンクール 第3位(2015年、1位なし)に入賞。また2021年、2024年には日本スペインピアノ音楽学会に於いて例会講座を担当。現在もスペイン、イベロアメリカ諸国の作品を中心とした幅広いプログラムで、精力的に活動を展開する。
馬場洋子、故福元サゞレ、故E・F・ザイラーの各氏に師事。日本スペインピアノ音楽学会(JSSPM) 正会員。
エンリケ・グラナドス作曲(スペイン)
Enrique Granados
バラのダンス Danza de la rosa
キューバ風に A la Cubana
ホアキン・トゥーリーナ作曲(スペイン)
Joaquin Turina
サクロモンテ Sacro-monte
フェデリコ・モンポウ作曲(スペイン)
Federico Mompou
歌と踊り第8番 Canción y Danza
イサーク・アルベニス作曲(スペイン)
Isaac Albeniz
グラナダ Granada
セビリヤ Sevilla
アストゥリアス Asturias
エイトル・ヴィラ=ロボス作曲(ブラジル)
Heitor・Villa-Lobos
悲しみに満ちて Tristorosa
プレリュード(ブラジル風バッハ第4番より)
Preludo(Bachianas Brasileiras No. 4)
吟遊詩人の唄 Impressões seresteiras
アルトゥロ・マルケス 作曲(メキシコ)
Arturo Márques
レチシア・ゴメス=タグレ編
Leticia Gómes-Tagle (Transcription)
ダンソン第2番 Danzón no. 2